「だいじょうぶ」と思える、明日のために。

「ハルジオン」と名付けられた草花があります。

それは、道端や空地に根をはり、根が枯れないかぎり、毎年、花を咲かせます。
それは、「雑草」とみなされ、地域によっては「貧乏草」などとも呼ばれます。

植木鉢のなかの観葉植物のように、丁寧に見守られ、手をかけられるわけではありません。
むしろ、邪魔だからと引っこ抜かれてしまうこともあります。
そうとは気づかれないままに、踏みつけられてしまうこともあるでしょう。

誰からも見向きもされなくても、引っこ抜かれても、踏みつけられても。
それでも、根が枯れないかぎり、花を咲かせます。

その花は、つぼみのときには頭を垂れるように下を向き、咲くときには上を向きます。
まるで、悲しみや苦しみの渦中にいた人が、明日への希望の手がかりを見つけたかのように。

ひとりでは解決できない困難と向き合っている、あなたへ。
誰も助けてくれる人がいないと感じている、あなたへ。
先の見えない不安と闘い続けている、あなたへ。

あなたがこれまで生きてきた事実を讃えたい。
あなたをこれまで生かしてくれた、あなたの内にある、生きる力を支えたい。
「だいじょうぶ」と思える、明日のために。

当社の提供するサービスは、すべて、そのためにあります。

合同会社エンパワメント&アドボカシーサービス・ハルジオン
代表社員  渡邊 充佳 

渡邊充佳 プロフィール

1983年、大阪府生まれ。

大阪市立大学及び同大学院で社会福祉や特別支援教育、インクルーシブ教育について学ぶ。

2008年7月より約9年間、兵庫県川西市の人権救済機関「子どもの人権オンブズパーソン」相談員として、学校生活や家族関係に悩みを抱える子どもの声を聴き、問題解決を支援してきた。

その後、短大教員(保育者養成課程で児童福祉関連科目を担当)、放課後等デイサービス職員(障がい児の発達支援、居場所づくり、保護者支援)を経て、一念発起し、子ども時代を過ごした大阪府岸和田市で独立開業する。 社会福祉士・公認心理師。