ゲストトークプログラム【OPEN-TALK】シリーズ ついに対面開催決定!

2023年12月~2024年3月まで、「半径5メートルへの想像力のために」をコンセプトに、多彩なゲストをお招きして開催した4カ月連続オンライントークプログラム【OPEN-TALK】シリーズ。毎回、視聴者の皆様から大変ご好評をいただきました。
1年間の空白期間をへて、「〈問い〉からはじめる 〈問い〉からひらく」という新たなコンセプトを掲げ、対面でのトークライブ【OPEN-TALK LIVE】としてリニューアル開催いたします。


必要なのは「居場所」ですか?

日時 2025年3月9日(日)14:00~16:30

会場 南海浪切ホール4階 研修室1(定員40名)

いま、地域社会では市民や専門職によるさまざまな居場所づくりが取り組まれています。
行政も、市民による居場所づくりを「共助」として位置づけ、推進しています。
2023年4月に「こども家庭庁」が発足し、「こども基本法」が施行されてから、子ども・若者支援に関する居場所づくりには、国からの予算措置もなされるようになりました。
「子ども食堂」は、全国で1万ヶ所以上に広がっています。

「居場所が必要だ」という声が、あちこちで叫ばれる時代状況ですが、これほどまでに「居場所のなさ」が際限なく生み出されていく社会において、本当に必要なのは「居場所」なのでしょうか?

大阪府立高校における校内居場所カフェの先駆的実践に携わり、子ども・若者の権利擁護を日々追求するソーシャルワーカー:奥田紗穂さん。
社会制度と日常生活の隅々にまで浸透した能力主義のありようを明快に説き明かす教育学者:桜井智恵子さん。
支援現場と言論のフロントラインに立つお二方をゲストにお招きし、「居場所」をめぐる〈問い〉を交わし合います。

奥田 紗穂さん
(officeドーナツトーク)

1990年兵庫県生まれ。精神保健福祉士。
2015年一般社団法人officeドーナツトーク入職。
大学卒業後、学童保育の指導員を経て、2013年より高校生居場所カフェに関わり、現在も大阪府内の高校で活動中。
また、大阪市平野区で、区独自の高校生の個別ソーシャルワーク事業を担当しており、子ども若者支援に特化した支援を行っている。

    桜井 智恵子さん
    (関西学院大学)

    教育学、思想史。川西市や大津市で子どもオンブズパーソンを務め、現在、きのくに子どもの村学園理事など。
    単著に『教育は社会をどう変えたのか:個人化をもたらすリベラリズムの暴力』(明石書店)『子どもの声を社会へ:子どもオンブズの挑戦』(岩波新書)、「取り出される『ケア』」「こども家庭庁の『こどもまんなか』政治」(『現代思想』)など。子育てに悩み大学生に、市民社会のあり方を考えてきた。

      当日ライブ参加

      2,000
      円[税込]

      録画配信視聴

      1,500
      円[税込]

      当日参加&録画配信セット

      3,000
      円[税込]